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2010-07-04

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い (トッド・フィリップス) ★★★ 【アメリカ・2009】

「マイク・タイソンが出る」くらいの前情報しか持ってなかったのだが、全然活かされてなくてガッカリした。トランクから出てくるのタイソンで良かったじゃん。エンドロールが一番面白いってのもどうなのよ。筆舌に尽くしがたい邦題のダサさよ。

2010-07-03

SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム (入江悠) ★★★★ 【日本・2010】

IKKUとTOMの「それから」が見られるだけで顔がほころんでしまう。
ラップよりも気持ちがいい岩松了の間いの手に唸る。
安藤サクラの私服のダサさ加減に爆笑。
アレでギャラ15万は凄いね。
コンニャクの落し前は欲しかった。
最後は蛇足に感じた。

2010-06-20

ケンタとジュンとカヨちゃんの国 (大森立嗣) ★★ 【日本・2009】

ロードムービーとしてもクライムムービーとしても、ファンタジーだと捉えても落第点。
多部未華子をブサイクにしか撮れんのなら映像作家は廃業すべき。
中国のディズニーランドもどきより、恥ずかしくなるサントラもなんとかしてほしい。
流石にこれはもう無しなセンスだろう。
長すぎて最後の方は「早く終われ!」と死に待ちしてしまった。
この映画は、監督が一番サボっている。

2010-06-14

アイアンマン2 (ジョン・ファヴロー) ★★★ 【アメリカ・2010】

無理矢理感が心地好い。登場人物全然多くないのに、それでもいなくていいキャラクターがいるもんな。立体にするとはそういうこと。バカ科学も楽しめた。

2010-06-12

アウトレイジ (北野武) ★★★★☆ 【日本・2010】

清涼感と後味の悪さを同時に味わえる単純明快にして摩訶不思議な代物。
"世界のキタノ"はエンターテインメントの世界での称号なのだと再認識した。
北野再生工場。「仁義なき戦い」はその役割を終えました。ゴミ箱に捨てましょう。

クロッシング (キム・テギュン) ★★★ 【韓国・2008】

フラグ丸わかり。お話しの転がし方がイマイチかなと。それともこれは、「泣く準備しとけよ!」というサイン(故意)なのかしら。
収容所で見せる勇気に泣いた。第三者は勇気で泣く。人が死んで泣くのは、たいてい反射よ。そこを間違えると映画が腐る。心が萎む。

2010-06-07

孤高のメス (成島出) ★★★ 【日本・2010】

松重豊と生瀬勝久のやりとりは、それまでこらえていたモノが瓦解していった感じで寂しかった。
生瀬のキャラクターはやり過ぎ。
ってか、なんで病院去ってったの?

2010-06-05

ユリ子のアロマ (吉田浩太) ★★★ 【日本・2010】

原紗央莉のはいらんかったが(ちょっと下品な出し方だった)、江口のりこのパイオツは必要でしょうよドラマ上。10代の性欲なめとんか。


だいたいチンコ対面シゴキなんか全然気持ち良くないわよ。知らんわけあるまいて。


まぁどこ撮ってんのかわからんカメラとかギャルの選別とか、なかなかハッとしてグッとくる映画ではありました。
2つ上をいく大八と、1つ斜め上をいく恵輔と共に「邦画3大吉田」に成るべく頑張っていただきたい。

告白 (中島哲也) ★★★★☆ 【日本・2010】

超ド級。
音楽だけでもお幾ら万円かかっているのかしら。
必要なモノと不必要なモノの選別に心血を注ぎ倒しているんじゃないか。
最後の一言まで、悩みに悩んだ末の結果なんだろうと感じます。


久しぶりに放心。
映芸とシネマハスラーの年間ベストはコレで決まりなのでは。と、鬼が笑うことを承知で言ってみるなう。

2010-05-30

ヒーローショー (井筒和幸) ★★★★ 【日本・2010】

役者にも観客にも、極限までストレスを与え続けるコレはエンターテインメントなのでしょうか。
井筒和幸の覚悟はビンビン感じた。
ヒーローなんて一人も出てこねえが、全編誰かのヒーローショーなんです。
人生なんて勝ちるが負けよ。
あと特筆すべきは血液。血とは出るモノじゃなくて滲むモノなんですね。よく撮れてる。

2010-05-29

座頭市 THE LAST (阪本順治) ★★ 【日本・2010】

脚本がゴミ。
演者が誰一人得してないんだもの。今後の役者人生的にも(強いていえばこども店長くらいかしら)。
話もメチャクチャ。行動に一貫性がないし、思考に全く知性がない。
親分の屋敷に、子分が一人もいないのはギャグ?
最後のヤツは何がしたかったの?
あと、流石に石原さとみが出番少なすぎ。出る出る詐欺。

カケラ (安藤モモ子) ★★★ 【日本・2009】

ディテールに心血注いで、結果は丸投げ系。
悪い意味で鑑賞後、パンフレットが欲しくなります(しかもパンフがこれまた酷い)。
女の子がキレイに撮れてません。
オシッコの音も、オレ様に言わせると違う。

2010-05-27

パリより愛をこめて (ピエール・モレル) ★★★ 【フランス・2010】

『ああ、これアクションこなせんかったんやろうな…』丸わかりな短いカット割りにゲンナリ。
わざとらしさは笑えるが、あざとさは怒りを禁じ得ないなぁ。
そのタイミングでチェスさせる必要ある? ヒト死んでんねんで!と。
勝敗も知りたいしよー。

2010-05-26

春との旅 (小林政広) ★★★ 【日本・2009】

ロケーションは優秀なのに、カットはことごとく汚い。
不必要が必要になってない。
『そんな馬鹿な!』が2回。どちらも、本の段階でどうとでもできる箇所じゃんか。
蛇足に蛇足を重ねる終盤には辟易した。

2010-05-24

パーマネント野ばら (吉田大八) ★★★★ 【日本・2010】

女の撮り方心得てるなー。
キチンとキレイだしキチンとカワイイしキチンとブサイクだしキチンとダサいもの。
それでいて反面、曖昧なモノもちゃんと画として見せてる。頓着と執着。巨匠の資質ありありじゃないか。

2010-05-15

息もできない (ヤン・イクチュン) ★★★ 【韓国・2008】

世界を深く作り込んでいるように見えて、逆にキャラクターが薄いと思った。
真逆の反応を繰り返す様は、いかにも記号的だ。
親父に対するサンスンの反応は、良い意味で滑稽だがその3倍悪い意味で幼稚だ。
ラスト10分のリアリティー放棄はいったいなんだ。
何故そこまで泣かれる? 何故のうのうと仕事続けていられる?

2010-05-12

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル (堤幸彦) ★ 【日本・2010】

贅沢映画第2弾。
何故、今アダモ押し?
ウザイを通り越して純粋な殺意が生まれた。

死体は発見しても回収しないのか? とか、一つのトリックを何回使い回すねん! とか、エンドのダササつまらなさは大日本人への挑戦か? とかムカムカが溜まるだけの映画体験。

一緒に行った奴は6回声を出して笑ってた。アンビリーバボー!
ちなみにオレ様は1回。悔しい。

2010-05-10

矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ (中島信也) ☆ 【日本・2010】

最高の贅沢を追求した結果、この映画を観に行く事に。心底観たくない映画に金と時間を注ぎ込む。うーん、贅沢。
開始時間10分後に入ったのだが、そこから予告編が流れだした。客0だったので上映しないつもりだったらしい。なんか無意味に罪悪感。
そんなワケで大声で喋りながら、携帯ピカピカさせながらの映画鑑賞。
内容はともかく、映画体験としてはなかなか素晴らしいモノでした。
一番前に寝っ転がって観たり、静かなシーンでオナラしたり(普段は逆)。

出来は本当にどうしようもねぇ。ハードルを極限まで下げてやっているのに、それでも遙かに下回ってくるんだもの。
ギャグがホントに古い。今このギャグをこのまま使う奴おらんでしょってのを平気でバンバンやりやがる。
物語も小学生の創作レベル。ソフトボール試合の点差や展開なんて、正気の沙汰とは思えない。「これこうなってこうなるんやろうな…」ってのが丸わかり。そしてホントにそのまま。
演技指導もなっちゃいねえ。黒木メイサは前世で何をしたら、こんな痛い役をする羽目に陥るのだろうか。クローズZEROといい。子役は全員学芸会。
エンドロールも酷い。なんで全然笑えないNGシーンなんだよ。やらせでもいいから作れよ。
このメンバーで、なぁなぁでやって良いモノなんて作れるわけないじゃんっていう。本当バカをさらけ出してるだけじゃんよ。

○○だけはやられた。一つだけ好きなセリフがあった。

2010-05-04

ウルフマン (ジョー・ジョンストン) ★★★ 【アメリカ・2010】

『志村ーうしろー!』しか覚えてない。
『デル・トロ、古谷一行に激似やな』しか感想無い。

2010-05-03

サベイランス (ジェニファー・リンチ) ★★★★ 【カナダ・2008】

リンチチがドロッドロのコールタールだとすると、リン娘はさしずめトロットロのローション。
血も狂気も及第点。カリスマ(悪の華)が薄いのが玉に瑕。

2010-05-01

ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 (三池崇史) ★★ 【日本・2010】

「神様のパズル」再びと言いますか。如何に女優を使って遊ぶかだけに重点を置かれたような作品。
宮藤官九郎の脚本も酷ぇ。荒唐無稽は呑み込んでくれる映画だろうが、笑えないのは致命的。

2010-04-28

プレシャス (リー・ダニエルズ) ★★★ 【アメリカ・2009】

笑って良いのか駄目なのかボンヤリ。
プレシャスは想像の中で自分自身だったり、白人だったり… どっちなんだよ?
お母さんが島崎俊郎にしか見えなかった。
マライア・キャリーの華の無さがとにかく凄い。ちゃんと演技してるし。
レニクラは存在自体要らないんじゃない?

2010-04-20

アリス・イン・ワンダーランド (ティム・バートン) ★★ 【アメリカ・2010】

ビックリするくらいつまんなかった。
ティム・バートンは1カットの濃さ、密度が半端ない人だが今回はそれだけ。魂を込めて画を作るのは、ドラマを構築するためなのでは?
画だけで映画にはならんでしょうと。

一番の見どころはアン・ハサウェイ。この人、ホント凄い顔してんな。どのフリークスやクリーチャーよりもエグい。ほぼ地顔なのに。

エンドロールで一緒に行った奴をチラ見したら、3席くらい使ってあり得ない格好で寝ていた。
「いつから寝ていたのか?」と聞くと「穴に落ちたところは完璧に覚えてるんですが…」だと。ワンダーランド行ってない。

2010-04-17

処刑山 デッド・スノウ (トミー・ウィルコラ) ★★★★ 【ノルウェー・2007】

笑った。
観客がそう多くないレイトでの鑑賞だったが、爆笑してる人がチラリホラリ。
三軒茶屋中央シネマでのグラインドハウス2本立て以来の活気ある映画体験でした。
「スペル」がやりたかったのってこういう事じゃないの? 悪ふざけの加速感が半端ない。

2010-04-10

時をかける少女 (谷口正晃) ★★★★ 【日本・2010】

「時をかける少女力」という名の磁場。
プライスレス享受しまくり。
細かいことはもう全然どうでもいいんですよ、切なくさせてくれれば。
だがしかし、バスを見送る件だけは勘弁ならねぇ。
「涼太! ゴメン…」って聞き分けるのかよ!
半狂乱→延髄チョップでいいじゃんか。

2010-04-06

シャーロック・ホームズ (ガイ・リッチー) ★★★ 【アメリカ、ドイツ・2009】

体術が秀でている理由を、ホームズなりの理屈で納得させる冒頭シーンは超見事。何故もう一度同じことを繰り返したのかは永遠の謎ですが。
ってか、ホームズがもったいぶらなかったら30分で事件解決じゃないか。
続編の敵は、どうか一枚も二枚も上手でありますように…

2010-03-10

ハート・ロッカー (キャスリン・ビグロー) ★★★ 【アメリカ・2008】

映画以上にドラマ重視のアカデミー賞。
落とし所の陳腐感が如何にもですね。

2010-03-04

パレード (行定勲) ★★★★ 【日本・2010】

まさかのホラー。滑らか且つじわじわ急激。
林遣都は顔崩れんの速いなー。ちょっと前まで妖精みたいだったのに。

2010-02-20

母なる証明 (ポン・ジュノ) ★★★★☆ 【韓国・2009】

DNAまで母子でした。洋次と小百合と鶴瓶はコレ観て勉強したまえ。

2010-02-18

あんにょん由美香 (松江哲明) ★★ 【日本・2009】

動機と勇気でできてます。
1周回ったところで、敢えて仕込まず撮ってるような。
運悪く面白くないが、当たり前田に美しい(追悼藤田まこと)。

2010-02-17

ライブテープ (松江哲明) ★★★★ 【日本・2009】

人生と映画の違いは「神がいるかいないか」。だけ。
必要な技術は、波風の起こし方とイレギュラーの捌き方。だけ。
なにはともあれ、神様がしゃしゃり出てくるのはいただけないなぁ。
音をどうしているのかが永遠の謎。ジョージは意外と画にならないのね。
運だけでは絶対撮れないが、運がなきゃ絶対撮れない。コレって神の存在証明に…ならないか。

2010-02-16

ボーイズ・オン・ザ・ラン (三浦大輔) ★★★ 【日本・2009】

20世紀少年3作作る余裕あるなら、コレの後編作りなさいよ。
どう切り取るのかと楽しみにしてましたが、スーパー普通でした。ヒロイン出てこないし。
個人的にちはるが全然ダメ。ビッチ臭も小悪魔臭もしない。
あと田西の歌がウザかったです。格好良くてどうする。

2010-02-12

ロボゲイシャ (井口昇) ★★ 【日本・2009】

大の大人の、大の大人による、大の大人のためのムービー。にしては、エロが足りない。

2010-02-10

インビクタス 負けざる者たち (クリント・イーストウッド) ★★★★ 【アメリカ・2009】

スポ根ノンフィクションもので一番やっちゃダメな「軌跡」を「奇跡」に見せる演出。
空恐ろしいのは、この映画はスポ根ノンフィクションものではないって事だ。

2010-02-09

おとうと (山田洋次) ★★ 【日本・2010】

ぬるい。メリハリがない。
泣いていいのか笑っていいのかもわかんない。
ってか、姉弟に見えねーよ。
吉永小百合と笑福亭鶴瓶にしか見えないです。
カメオもヘタクソ。センス無い。
最初の内にああいうコトされたので、『ああ、こういう映画かぁ…』と最後まで色眼鏡で観ちったよ。

まだまだ死ねないねえ。こんなの遺作にしちゃいけないねえ。

2010-02-03

ゴールデンスランバー (中村義洋) ★★★ 【日本・2009】

「BEATLES曲の福井県」の異名をとる、ゴースラで小説や映画を作るなんてすげぇ。
まぁ、見事にいらない子でしたが。エンド曲も違ったし。
スポンサーカット酷すぎ。
そんな事より何よりも、永島敏行で「ノーカントリー」作ろうぜ。

2010-02-01

パラノーマル・アクティビティ (オーレン・ペリ) ★★★ 【アメリカ・2007】

「The 4th Kind フォース・カインド」の顔と、コレの声はプライスレス。
この作品を手放しで褒め殺す気は更々無いが、上記の理由でホラーはやっぱり金じゃないと痛感した次第。
『どう贔屓目に考えても、そこで女カメラ回さんやろ…』な不服。もうちょっと血の汗流してほしかった。

2009-12-25

The 4th Kind フォース・カインド (オラントゥンデ・オスサンミ) ★★★ 【アメリカ・2009】

再現ドラマのテイをとってるくせに、どうして見せ場がことごとく欠落してんの?
まぁミラ・ジョヴォヴィッチじゃない方のタイラー博士を見つけ出した点で充分及第なんだけど。
なに、あの顔!?

2009-11-25

曲がれ!スプーン (本広克行) ★★★ 【日本・2009】

タイトル出るまでの出来が、余りにもよろしくなかったのでゲンナリしました。他の奴に任せ病か?
長澤まさみのテレパシーカットに、長澤まさみが映ってんのはおかしいでしょうが。
最後は余りにも色気がなさ過ぎるでしょうが。

2009-11-09

ソウ6 (ケヴィン・グルタート) ★★ 【アメリカ・2009】

昔からポンポンと人が死ぬ話しではあったが、それはゲームの敗者としてではなかったか。
今回はほとんどの人が、ゲームの駒として死んでいく。
それのこころここにはない。

2009-11-07

スペル (サム・ライミ) ★★★ 【アメリカ・2009】

VFXはホラー映画からソウルを奪ってしまった。
それがあまりにも顕著な作品。

2009-10-10

空気人形 (是枝裕和) ★★★★★ 【日本・2009】

心(監督)と魂(俳優)。
東京の現在が、最高(選択・構図)最良(嘘偽りなく)のカタチでフィルムに刻まれている。
つまり、これぞ映画です。

2009-10-06

サマーウォーズ (細田守) ★★★ 【日本・2009】

俺ルール多すぎ。
世界が狭いのは許してやるが、許し難き浅さ。
「人数多く」って試みは成功してると言い難い。
ヒロイン魅力どころか、存在感すらないしよー。

2009-09-23

SRサイタマノラッパー (入江悠) ★★★★ 【日本・2008】

いやIKKUがね、ライムも書けない陸ラッパーだと思い込んでいたのですよ。
ってか、そう見せてたよな?
そのせいで、最後は惚けてしまった。

インスタント沼 (三木聡) ★★★ 【日本・2009】

哲学がありそうでない。
笑いも濃そうで薄い。

2009-09-21

PVC-1 余命85分 (スピロス・スタソロプロス) ★★★ 【ギリシャ、コロンビア、アメリカ・2007】

いや凄いよ、凄いんだけどさ…
プロの仕事ならば、最後にもう一捻り必要なのでは。
もしかして「凄い!」って言われたかっただけですか?
そんな事より何よりも、監督が発狂するであろう馬鹿でどうしようもない邦題つけた人よ、これ以上映画に迷惑をかける前に、とっとと"辞める or die"しちゃって下さい。

ウォーロード/男たちの誓い (ピーター・チャン) ★★★ 【中国、香港・2007】

義兄弟の深さが伝わってこない。
明らかにジェット・リーが浮いてるんだもの。

2009-09-20

ガマの油 (役所広司) ★★ 【日本・2008】

死に甲斐が無いといいますか、瑛太が死んだ意味ってどこにあんの?
恋人は放置しっぱなしだし、サブローはいつの間にか頭に怪我してるし、クマを舐めてるしよー。
ってか恐山はどこいった?
なんつーか、役所広司の世間知らず感が浮彫りになっただけの映画でした。

2009-09-13

キラー・ヴァージンロード (岸谷五朗) ★★ 【日本・2009】

冒頭20分で力尽きた病。
オープニングなんて、頑張ってんじゃん!
ミュージカル映画かなと思ったら、結構早い内から一切無くなった。
そんな中途半端な演出ありえんの!?
登場人物は無駄に多いが、全然活かせてないし生きてない。
ちょっとキレイな山田花子の、ウエディングドレス姿の可愛くない事エロくない事…
考えて選んだれよ。女子レスラーみたいやないか。

2009-09-12

しんぼる (松本人志) ☆ 【日本・2009】

1995年、松本人志は無敵だった。
どれだけ不遜な態度をとっても、それが自意識過剰にならないという自負があったのだろう。
テレビも舞台も文筆も胸を張って作るそれらは、全てが独創性を放ちつつ、空恐ろしい事に全てが笑いを含んでいた。


そして15年…松本人志はいったい何故、映画を作るのだろうか。
面白い奴だからって面白い映画を撮らなければいけないわけではない。
天才だからって映画が才気を放っていなければいけないわけでもない。
知らないのか?
もう松本人志は、強迫観念にやられているとしか思えない。


「何が悪いのか?」
オレは松本人志のブレーンだと思う。
大抵の人は知っているが、映画は鑑賞"中"ではなく鑑賞"後"が重要である。言葉遊びは好きではないが、とどのつまり芸術なのだ。
しかしブレーンと当人は、分かってないし分かろうとしていない。例え知っていても得策だとは考えない人達だ。
松本人志が松本人志であればそれで良いと思っている。
「だって面白いじゃん」「コレ理解できん奴がアホなだけやろ」と思っている。絶対思っている。
企画会議を見てみたい。接待麻雀みたいなんだろうな。『さぁ松ちゃん!哭け!上がれ!喜べ!褒めてくれ!!』
俯瞰で考えると、主演松本人志という時点で馬鹿げている。


「しんぼる」は悲しい悲しい創作物である。
言葉のキャッチボールだけで作られた儚さと虚しさに全身包まれている。
言葉なんて100の内99はノイズなんだ。知らないわけあるまい。


「ファウンテン 永遠につづく愛」が「少林少女」した様なラストにオレは泣いた。
2列後ろの人は、映画が終わった事も気付かんレベルで爆睡していた。
オレはまた泣いた。


「しんぼる」は確かに唯一無比の作品だ。後にも先にも松本人志しか作り得ない映画だろう。
しかしそれは、今や褒め言葉ではない。
なんて悲しい色やねん。

2009-09-08

いけちゃんとぼく (大岡俊彦) ★★★ 【日本・2009】

いけちゃんの涙に嫌気がさし、いけちゃんの正体に吐き気がした。

2009-08-23

四川のうた (ジャ・ジャンクー) ★★★ 【中国・2008】

幸福な中国人を探すのは、砂漠で蛇口を探すより難しい。
だのに、目は死んでない。

2009-08-15

ウルトラミラクルラブストーリー (横浜聡子) ★★ 【日本・2009】

命や食い物を粗末にするからには、それなりに効果的な演出をしていただきたい。
覚悟がないというか志が低いというか、卒業制作気分か。
長回しなど演者への要求は厳しいが、自分には甘い奴だなあ。
「おくりびと」で峰岸徹が"いつ小石を握ったのか?"問題が噴出しましたが、コレの"いつ○○を書いたのか?"問題の方が桁違い。

2009-08-09

フィッシュストーリー (中村義洋) ★★★★ 【日本・2009】

逆鱗はもちろん、誰の「その後」もない。だからこその余韻。
森山未來がフェリーでパティシエやってるのと(もう一言二言あってもいい)、石丸謙二郎の預言が謎でした(演技も不快)。

2009-07-18

ザ・バンク 堕ちた巨像 (トム・ティクヴァ) ★★★ 【アメリカ・2009】

ナオミ・ワッツが車に轢かれた意味がわかんない。

007/慰めの報酬 (マーク・フォースター) ★★★ 【イギリス、アメリカ・2008】

悪者に華が無い。致命的でしょ。
そんなわけでファイナルバトルも盛り上がらず。

2009-07-01

2009-06-30

鈍獣 (細野ひで晃) ★★ 【日本・2009】

くだらんモノを作りたくて、つまらんモノを作ってしまったのね。
観客をバカにしてないと書けない脚本に、知性の欠片も感じない演出。
せめて、女性を美しく撮れない奴は映画撮んの禁止な。
オレ様の佐津川愛美ちゃんになにしてくれとんじゃ。

2009-06-20

フツーの仕事がしたい (土屋トカチ) ★★ 【日本・2008】

カメラは武器ではあるが凶器ではない。
監督のモチベーションが見えず。
どういう世界にしたくてこの映画を作ったのだろうか。金の出所はあからさまだけど。
どちらにも品がないのが致命的。
結局、皮一枚斬っただけという。

2009-06-15

レスラー (ダーレン・アロノフスキー) ★★★★ 【アメリカ・2008】

ダメ人間には2種類ある。荒野を行く者と荒野にする者だ。
この痛々しさ、日本ではトシちゃんが演じているようなモノか。
うむ。三沢さん幸せじゃん。

2009-06-06

ザ・ムーン (デヴィッド・シントン) ★★★★ 【イギリス・2007】

落とし所が陰謀論とはこれ如何に?
宇宙飛行士が寄って集って否定しなくても、そんなの信じてるのって圧倒的にマイノリティーなのでは。
わざわざ、そんなお馬鹿さんを相手にしないでいただきたい。
あと最後平井堅に歌わせたヤツ。死をもって償いたまえ。

2009-05-29

ラスト・ブラッド (クリス・ナオン) ★★ 【香港、フランス・2009】

画が狭すぎて何が起こってんのか全然わかんねえ。
お話も無意味に大風呂敷広げすぎ。登場人物が過半数は不必要。
色んな意味で「少林少女」ばりに置いてけぼりを喰らいました。

2009-05-23

重力ピエロ (森淳一) ★★ 【日本・2009】

サスペンスにする気も人間ドラマにする気も微塵も感じられないペラペラ映画。
道徳的にも腐ってる。

チェンジリング (クリント・イーストウッド) ★★★★ 【アメリカ・2008】

旨味と蘞味。絶妙。
最後に希望を残すなんて、もう既に天外の人なのかもしれない。
このヒトの死が、近い未来で一番こわい。

2009-05-16

女工哀歌 (ミカ・X・ペレド) ★★★ 【アメリカ・2005】

なんでこんなにウソ臭いの?
ふた開けたところで待ってるカメラとか、ドキュメンタリーには不要だろ。
台詞も絶対作ってる。そのタイミングで言わん、そのカメラで撮れんってのばっかり。
作為が過ぎるドキュメンタリーなんて、中国産食品レベルに何を信じればいいってのよ?
ってか時系列で繋いでる体なのに、服装が夏だったり冬だったり…
折角のリアル(素材)を台無しにするなよ。

2009-05-14

チェイサー (ナ・ホンジン) ★★★★ 【韓国・2008】

「バカ」と「無能」の線引きが、なかなかどうしてできています。
顔の割れてる刑事を尾行につけ、それが全くドラマと関係ないのにはビビりましたが(他の役者で全然いいじゃん)。
留守電の演出はお見事。一つも恨み言がない。一番を知ってる。

2009-05-09

愛のむきだし (園子温) ★★★ 【日本・2008】

4時間やって、結局は「紀子の食卓」のチョット先をやりたかっただけ!?
良くも悪くも園子温の世界。のみが許される世界。
そこかしこ模倣臭が鼻につきました。

2009-05-06

帝国オーケストラ (エンリケ・サンチェス=ランチ) ★★ 【ドイツ・2008】

ドキュメンタリーにする意味あるのかしら?
まさかまさかの対岸の火事。
ナチスって、そんなにマイノリティーだったワケ?
ジジイの保身は醜いマックス。

2009-05-05

クローズZERO II (三池崇史) ★★★★ 【日本・2009】

映画はヒールで決まる。
小栗旬は完全に喰われておりました。

2009-05-04

スラムドッグ$ミリオネア (ダニー・ボイル) ★★★ 【イギリス・2008】

人物に芯、ロケーションに愛。あとは為すがままに。
インド映画として終わらせた感はお見事でございます。

2009-04-25

グラン・トリノ (クリント・イーストウッド) ★★★★ 【アメリカ・2008】

「許されざる者」はとうとう成仏できたようです。
そして、更に業を背負って転生しました。笠間春彦ばりに。
"古き良き"時代のカウボーイは、"古き良き"が大嫌い。

ノン子 36歳(家事手伝い) (熊切和嘉) ★★★ 【日本・2008】

妹は、娘にもっと痛い名前を付けててもいい。

2009-04-24

おっぱいバレー (羽住英一郎) ★★ 【日本・2008】

「ICHI」が底値と思ってましたが、ますますブサイクになってるではありませんか。
てか、綾瀬はるかって時点で全く期待感ないもんなー。
例えば真木よう子ならば、最後まで『もしかしたら…?』とワクワクソワソワできたであろうに…
こういうのをミスキャストというのだ。

2009-04-18

鴨川ホルモー (本木克英) ★★★ 【日本・2009】

「笑い」にいちいちテレが見え隠れ。
京大生という泊が「なんのためにあるのか?」を考えて作りたまえよ。

2009-04-11

レッドクリフ PartII 未来への最終決戦 (ジョン・ウー) ★★ 【アメリカ、中国、日本、台湾、韓国・2009】

いいえ、それは帯ではありません。それは襷です。
スッカスカ。
Ⅰ45分、II90分でも充分作れるだろ。
Ⅰにはまだあった、広い画が全くありません。
80万vs5万感が伝わってきません。
「味方がカシコ」を演出できず、「敵がバカ」に逃げるのであれば、三国志に手を出しちゃダメよ。
女がしゃしゃり出すぎ。「タイタニック」にしたかったのか?
「LIMIT OF LOVE 海猿」と同じ嫌悪感を感じました。
あと、邦題酷すぎ。

2009-04-10

ウォッチメン (ザック・スナイダー) ★★★★ 【アメリカ・2009】

つくづく最良は、最適の積み重ねではないんだなぁと。
コメディアンがイマイチ説明不足な気がしますが、「しょうがない」の範疇でしょうか。
ロールシャッハのマスクは何故蠢くのか? 取るに足らないことでしょうが、入れて欲しかったな。

2009-02-25

おくりびと (滝田洋二郎) ★★★ 【日本・2008】

点で泣けるが線では…。
テレビ局が、テレビでしてはいけない事を映画でやっている感じ。
納棺師が賤しい職業って決めつけている立ち位置がグレー。発信ではなく発生。
お話もご都合主義だなぁ。なんでそこに広末がいるのさ。白れっと顔拭いてるのさ。

2009-02-21

接吻 Seppun (万田邦敏) ★★★★★ 【日本・2006】

小池栄子のドヤ顔の気色悪いこと(注:ベタ褒めてます)。
声に出して読みながら手紙を書く演出はひいた。ダサ過ぎて。
あとは完璧です。続きをあと2時間観たいくらい。

2009-02-07

イントゥ・ザ・ワイルド (ショーン・ペン) ★★★ 【アメリカ・2007】

オレ様とは自由の定義が根本から違いました。
アメリカ人の憧憬?
美しい(だけの)ロードムービー。

2009-02-01

ザ・フォール/落下の王国 (ターセム) ★★★★ 【アメリカ・2006】

決定権を持たぬ者(子供)が主導権を握る感じ。
ジョンとポールの共作風景。
『"A Day In The Life"はこんな感じで作られたのでは…』なんて、素敵な想像をしてますわよ。

東南角部屋二階の女 (池田千尋) ★★ 【日本・2008】

情と愛をはき違えてる。
着物だけ残しゃいいじゃん。

2009-01-24

トウキョウソナタ (黒沢清) ★★★ 【日本、オランダ、香港・2008】

"トウキョウ"ソナタなのに、東京にラブが無いのは如何なものか。
もうチョット誠実に使おうよ。

2008-12-20

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (若松孝二) ★★ 【日本・2007】

「貯金ははたくが身銭は切らん」的覚悟。見せかけ自己犠牲。
それはバリアでしかありません。死地では無くぬるま湯なのです。
この歴史の見せどころは、愚直と凄惨そして極寒ではないのか。
個人的には見たい部分が一つもありませんでした。
あさま山荘で、寺岡恒一パパの説得を聞くシーンとか。
緒方明監督の「光の雨」評を読みたまえ。総括したまえ。

2008-11-29

ブラインドネス (フェルナンド・メイレレス) ★★ 【カナダ、ブラジル、日本・2008】

スーパー国辱映画。狙いだとしても鬱陶しい。
オレ様的には「ハプニング」がド酷評で、コレが受け入れられる道理がわからない。

2008-11-28

西の魔女が死んだ (長崎俊一) ★★ 【日本・2008】

愛が見えません。
やっつけ仕事とまでは言わないものの、原作絶対好きじゃないだろ。
子供に聞こえよがしに電話する、冒頭部分で既に冷めました。

2008-11-24

あの日の指輪を待つきみへ (リチャード・アッテンボロー) ★★ 【イギリス、カナダ、アメリカ・2007】

「とあるカップル」に振り回される人たち物語。
指輪を渡す事よりも、遺言を伝える事の方が重要だろ。電話しろや!

2008-11-09

デトロイト・ロック・シティ (アダム・リフキン) ★★★ 【アメリカ・1999】

どれだけおバカ映画でも、インガがオーホーとしていればキチンとシマるものですな。
趣味じゃないダサダサロックと、最良の出逢い方ができました。

モンテーニュ通りのカフェ (ダニエル・トンプソン) ★★★ 【フランス・2006】

足りてて不幸せな人と、足りなくて幸せな人の物語。
フレンチムービーの一つの型。

2008-11-08

ICHI (曽利文彦) ★ 【日本・2008】

タイトルも"TAKAO"でいい。

闇の子供たち (阪本順治) ★★ 【日本・2008】

「魂萌え!」でも酷かったが、この人ホントに携帯電話の使い方がヘタクソ。そのタイミングで出んでしょ、切らんでしょ。
宮崎あおいもいらなければ、妻夫木もなんでいるのかわかんない。

2008-11-02

レッドクリフ PartI (ジョン・ウー) ★★ 【アメリカ、中国、日本、台湾、韓国・2008】

どんな知謀戦が見れるのかとワクワクしていたのに、トンだ三国無双でした。
曹操に華がないどころか、劉備はただのオッサンでした。
ってかなんなの、ヴィッキー・チャオ。出てこないでよ。
史実云々じゃ無しに、女をこういう風に使うセンスが信じられません。

2008-11-01

TOKYO! (ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノ) ★★ 【フランス、日本、韓国、ドイツ・2008】

何処が東京?
何がTOKYO?
こんなの全部、どこでもいい話じゃん。
ロケーションにも、全く愛を感じません。
レオス・カラックスがなぜ寡作なのかわかりました(薄々わかってたけど)。
「汚れた血」作った後、とっとと死ねばよかったのに。
ポン・ジュノの「大学生の時に済ませとけよ」的な、若々しい演出は見ごたえがありました。
蒼井優もポン・ジュノ色してたし。
全然東京でなくてもいいけどな(しつこい)。

歩いても 歩いても (是枝裕和) ★★★★★ 【日本・2007】

完璧すぎて、映画の終わりが見えました。
"空手を終わらせた男"愚地克巳の去就から察するに、これからがキツそうですが。
まぁ今まで散々退屈な映画撮り続けたんだしね。期待させていただきます。