黒沢清の凄さがちょっとわかった。
収穫はそれくらい。
奇をてらったエンドロールも格好は良かったが、読みにくい。
こういうところに、映画の全部が出ている。
準備が整ってから列並べよ!
死なない銃ならとっとと撃てよ!
岸谷五朗すこしは若返ったり老けたりしろよ!
「よし!ニューヨークはセーフ(ドヤッ)」じゃねーよ!!!!!!!!!
911を超える映像は遂になかった。
おふざけ部分は良かった。
可もなく不可もないという不可。
それなりに楽しんだけれど、それなりにしか楽しめなかった。
ある義務感、というか強迫観念に苛まれて観たが、やっぱり全然楽しめなかった。
世界はテレンス・マリックに優しすぎる!
ホント、画が美しいとかどうでもいいよ。
レイチェル・マクアダムスたんの乳頭しか覚えていない。
ギレルモ・デル・トロも菊地凛子も、芦田愛菜ちゃんを天才と賞賛した。みたいな報道が連日でていたが、そもそもそんなに出番無いじゃん!
親子でドリフトとか、知りたくないSEXを見ちゃいそうでイヤだなあ。
子供は完全に置き去り。
それどころか、大人(ある有識者)も放置。
無配慮の極み。
当然やりたいことは充分理解できるのだが、それでもなおツッコミたくなるこの気持ち・・・
オレも大人になっていたのだなあ。
画になりにくい無形物が、ことごとくフィルムに焼き付いていた。
ワビとサビとキビ。
笑うしかなく、泣くしかなかった。
壮大な嘘も素晴らしかった。
もちろん行ったことのない国、知らない街のお話なのだが、もの凄く親身に迫ってきた。
ハッピーエンドじゃないけれど、救いしかない。
大好きな部類。
オレの中の"ロマン・ポランスキー物語"より、かなり小さくまとまっておる。
事実は小説より奇なり、されど想像は遥かに奇なり。
世界一不幸で波瀾万丈な人でいて欲しかった。例えそれが思い込みであったとしても。