大前提として"コンピューターに性別がない"という認識で鑑賞したもので…
コンピューターに心があったとしても芽生えたとしても、どっちみち心ないよなあ…(善意悪意ではなく騙すという行為が)
『スカーレット・ヨハンソンって演技上手いんだなあ』と思った。
「中島哲也の映画史」といった趣なのかしら、雑種天国。
パクってると誹りを受けるのでしょうが、もっともっと志は深いと思います。
惜しむらくはベリー尻すぼみ。
ヒトの最後(最期)がことごとく雑。
妻夫木とオダギリは、同じ人にすれば良かったのに。
"人を殺してない…"って言いたいらしいが、株の不正操作の時点で何人か首吊ってんだろ。
スターに媚びたのか、とてもグロテスクで気持ち悪い着地点だった。
ジョニー・デップもこんな、ウィル・スミスが喜びそうな企画にノッちゃう芸人に成り下がってしまったのね…
気持よく、してやられた。
矛盾や陳腐もイイワケがあることで、そこのみにて光り輝くのな。
映画監督は映画の中で、やたら女性を全裸で走らせたがるが、この映画の全裸ダッシュが一番でございました。
『ううむ…』となる口惜しさ。
テイストの違う部分がうまく混じれていない。
つーか、余命3ヶ月が治る試薬ってなんだよ!?
ケビン・コスナーはウォッカを持ち歩けよ!
『なにコレ…?』となるつまらなさ。
300という数字は、前作の振り返りでしか出てこない。
少数vs圧倒的多数感は更に薄くなった。
レオニダスの嫁がいきなり出てきて、無双の強さ。笑うしかないだろ!
神王 味方にバカにされてて神格感も薄れたけど、まさか3作目作るわけ?
最後鳥肌が立った。
もちろん悪い意味だぞっ!
みんな記号に見えたなあ。
色々起こる出来事も、イベントが始まったようにしか見えなかった。
自然を美しく撮るのは気持ちいいだろうが、もしかして自分の撮りたいモノしか撮ってないとか?
お粗末な画も多かったし、食べ物なんて全然撮る気が感じられなかった。
"蒼井優の作る料理は、そこら辺のレストランより美味しい"という情報を台詞だけで説明した気かよ。カメラマン風情が!
『おっ!?』と思わされはしたものの…
根本的におかしな部分が、目に余りすぎる。
何故父は母を悪者にする嘘をついたの?
ここを納得させてくれないと、この作品は絶対好きになれない。許せない。
実は知っていたのに知らないフリをしていたのだが、
「ムーンライズ・キングダム」で疑心が確信に変わっていたのだが、
オレっちウェス・アンダーソン嫌いだわ!
もう、『どうでもいい』の極み。
教訓のない童話のような。
正解のない数学のような。
センスだけはある。という、典雅な学生映画の装い。