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2026-10-27

DIGGER/ディガー (アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ) ★★★★ 【アメリカ=イギリス=メキシコ・2026】

これは超ド級。

歴史に残るし、20年に1回くらい再評価され続けるレベルの深さ。厚さ。

最高の役者を選んだ結果のトム様であり、最高の演出家に辿り着いた結果のアレゴンなわけよ。

運命であり宿命であり、何億年も昔からアカシックレコードにこの映画は刻まれてたわけよ。

これに比するモノなんだろうって考えても、聖書くらいしか思いつかなかった。「罪のないものだけが石を投げよ」ってね。

全カット濃い。端の端まで意味がある。

全てを理解するためにあと8回は観たいけど、絶対過労死しちゃう。


2026-10-24

バッド・ルーテナント:トウキョウ (三池崇史) ★★★★ 【日本=アメリカ・2026】

めちゃくちゃ風呂敷広げますやん!
そして畳みませんやん!
大好きっすわ。

終盤Vシネに飲み込まれた時、この映画が死んだと感じた。けれども、もっと好きになりました。

間宮祥太朗は、、、無しっすねー。
嫁殺してバラバラにしてますからねー。それで「ケンタ、、、」「パパ、、、」はねーよ!!
せめて母親が子ども虐待してた描写くらい入れなさいよ(それでも全然ダメだけど)。

普通に寿司喰って人殺してるだけのビッチを、FBIがなかなか探し出せないのは不思議ですけどね。
最後は大好き。流石だぜ三池。

2026-10-20

mentor  (​吉田恵輔) ★★★ 【日本・2026】

監督への信頼から、とてつもなくヘビーなモノを今か今かと待たされ、延々と肩透かしを喰らわされた。

何はともあれ、カラオケの名手ねぇ、、、
「カラオケ行こ!」も吉田恵輔が撮ればよかったんや!

何気に結構笑ったな。

2026-10-19

我々は宇宙人  (門脇康平) ★★★★ 【日本・2026】

傑作ということは理解る。感じる。
それなりの本数観てるので、だいたい先を見通しながら映画観ちゃうし、結構な高確率で映画は思った通りの方向に進んでいく。
この映画はマジでどう落とすんだろうって、ギリギリまで考え想いながら観させられた。それだけで結構な体験だった。

とにかく観て疲れた。観て良かったけど、もう1回観るのは躊躇うだろうな。

2026-10-10

汝、星のごとく  (藤井道人) ★★★★ 【日本・2026】

これは久しぶりに、オレの好きな藤井道人。
「青の帰り道」みが強いと言いますか。
画もいいし、見せ方もいい。
何よりも俳優がとてもいい。

田舎の格差遠距離恋愛モノかと高を括ってたけど、互助結婚とか相当変なことやってるよな。
反則とも言えるけど。この人いなかったら広瀬すず風俗落ちするしかないしな。

2026-10-07

床一面こんな感じ  (はまださつき) ★★★★ 【日本・2026】

非常に、非常に可愛らしかった。
ものすごく小さなお話。実は殺し屋だったでもいいくらい何にもない(好きな人が家に来るだけ)。
ヘビの見つけ方とか、恋人への攻撃とか、もっともっと面白くできた気がする。

本当にあった話(の話)  (武井佑吏) ★★★ 【日本・2026】

ずっとギリギリのラインを攻めてて、最後の最後で落ちちゃった、、、みたいな観心地であった。
監督の狙いがどこにあるかは不明だけど。
お金のかけ方とかかけな方とかがお見事な気がします。
演技派を集めないと成立しないというか、説得力が段違いだろうし。

それにしても、初演前にパーティーし過ぎである。

2026-10-02

ディスクロージャー・デイ (スティーヴン・スピルバーグ) ★★★ 【アメリカ・2026】

さすがスピ!とは思ったが、そこまで。
ただのエンタメというか。
敵も馬鹿だし冷めちゃった。

映画も公開1年遅かったね。
この程度の映像いきなり見せられても、今ならAI疑われて世界が変わるような衝撃はないだろう。
温めすぎて腐っちゃったな。運が悪いといいますか。

2026-10-01

ユートピア 狂宴  (ジェームズ・デモナコ) ★★★ 【アメリカ・2025】

主人公が夢ばっか見てるので、観てる側が緊張感を保てない。
『どうせ夢だろ、、、』で見ちゃうので。
色々、画は頑張ってるげ。見難いから認めないけどな!

なんというか、色々勿体なく感じた。爽快感もなかったし。

2026-09-25

さとこはいつも  (沖田修一) ★★★★ 【日本・2026】

令和の藤山直美現れたでこれ!

初恋から不倫まで振り幅がなかなか。
ユルユルモードで鑑賞していたので、ビックリしてしまった。

色々不思議な部分もある。
吉田羊はもうちょっと掘ってほしかった(最後の先生で出てくると思ったわー)。

映画が終わった瞬間、不思議な涙が流れた。
映画が終わったことがただ寂しかったのだ。
ずっと見ていられるし、ずっと観ていたかった。

2026-09-24

八つ墓村  (​清水崇) ★★ 【日本・2026】

マジで何やってんの?と。
もう既に怒ってませんけど。諦めてるんで。

なんでコイツに映画いっぱい撮らせるんだろう?
みんな損してると思うんだがなぁ、、、

2026-09-13

オデュッセイア (クリストファー・ノーラン) ★★ 【アメリカ=イギリス・2026】

歴史モノだと思ってたのに、神話モノなんかーい!!
池波正太郎読む気マンマンで超ワクワクしてたのに、ゆでたまご先生読まされるみたいな体験だった(いや、オレが悪いんだけど、、、)

このつまんなさでこの長さは罪だぜ。

2026-09-12

ルックバック  (是枝裕和) ★★★★☆ 【日本・2026】

画がキレイとか絵心があるとかじゃなくて、とにかく全てが何かを含んでいる。言っている。
「ルックバック」が「藤本タツキ」が原作というカタチではなく、原石・素材というカタチで在る。
途方もないぜ是枝。

俳優もみんな良かった。
二人(4人)はもちろん、池田良野呂佳代夫妻も、その位置の菅田将暉も。
野呂佳代は"小学生の子供がいる母親役"でしばらく安泰だな。

米津玄師とか石若俊も得意技を出さずに、そこにいる感じ。
映画の色気の出し方って、こうだよな。
監督もそう。『ここアニメに譲るんや、、、』と泣いたわ。

2026-09-06

白鳥とコウモリ  (岸善幸) ★★ 【日本・2026】

ずっと『なかなかエエやん、、、』と観ていたが、最後「はぁ!?」って声出た。
ド低俗。いるか、そのラブ要素?
原作もこうなの?
見損なったぞ向井康介。

息子は、やっぱり父親を殴ってほしかったな。

2026-09-04

バックルームズ  (ケイン・パーソンズ) ★★★★ 【アメリカ・2026】

やっぱりヒトガタが一番怖いよな。
観心地は非常に良かった。覚める悪夢は極上のエンターテインメントなのよ。
キャットが往年の上野樹里みがあって良かった。

2026-09-03

ラスト・サバイバー  (リドリー・スコット) ★★★ 【アメリカ・2026】

低温おバカ映画。年取るとこういうことができるんだな。
「めっちゃリドスコ!」というよりは、色々混ざってる感じ。年取るとこういうことができるんだね。
長生きしてほしいぜ。

私はあなたを知らない、  (中野量太) ★★★★ 【日本=フランス・2026】

なかなか説得力があってよろしい。
坂口健太郎にもいい父親になれる未来があったのだな。

エピローグで「5年後」と出たので、とても嫌な予感しかしなかったけど、わかってるやんけ! めっちゃお上品。先日観てまだ怒り収まらない小林聖太郎なら、絶対こんな真似できない!! もっともっと人の仕事奪って欲しい。ダメな映画を減らすために頑張っていただきたい。

あと邦題ね。日本語ってやっぱり良いよな。

2026-09-01

平行と垂直  (小林聖太郎) ☆ 【日本・2026】

もう本当に大嫌いな障害者の描き方。
意思の疎通とれない障害者に、どこにこんなに優しい街があんだよ?
ゲロ吐くレベルで下劣。

ヒトが記号でしかない。電気信号とか二進法の類。
才能の無い監督がやるとこうなるって典型。
ガキも全然演出できてないしよー。

というか、誰を結婚式に呼んでんねん?
何でもありか? 楽してクソい映画撮ってんな。

2026-08-30

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉  (新房昭之、宮本幸裕) ★★★★ 【日本・2026】

13年前に100点満点の映画を観て、そこから思い出補正でコーティングすること火の如し、、、
どう考えても分が悪い。待ちに待ってたけど、ずっと観たくない感じ。観たら死んでしまうような感じ。
もちろん見て見ぬふりすることも不可能で、まどマギ前後新編をイッキ観復習してから臨みました。
マギアレコード(観てない)とかも挟まってるのかしら? 初見ではわからない設定が散見されました(美樹さやかなんで包帯ぐるぐる巻きなん?とか)。

でもこれ、新編から間もない物語ですよね。
暁美ほむらのやっぱり中学生な思慮浅さというか、全く成立していない、継続させられない世界観というか、ほむほむを慮ってみるととてつもなく切なくなります。
悪魔っぷりもヌルいというか、、、まどかの対極なら、もっと邪悪じゃないと。

続編の匂わせ(というかエピローグ全般)は超絶生ヌルい、、、(まどマギっぽくない!)
新編のあと13年想い続けてたけど、この気持ちは生まれないかなあと。

まぁ今年一番、劇場で観るべき映画だとは思います。劇団イヌカレー凄えし(ここでしか名前聞かない)。

2026-08-28

時には懺悔を (中島哲也) ★★★★ 【日本・2025】

なんだかんだで中島哲也監督久しぶりだな。
もっと撮らせてあげなさいよ。デ・パルマかよ。

とりあえず好き嫌いではなく、とんでもない力作。
得意な効果や得意な色を封印して、ヘビーなのやらはりましたなあ。

みんな素材って感じ。
何気にクドカンが一番良かったかも。
ナカテツにクドカンって言ったらDVよな。

エピローグ的なのはナレーションじゃない方が良かったような。言われなくても理解るわ感あったので。

2026-08-05

開戦前夜  (石井裕也) ★★★ 【日本・2026】

今の価値観、今の人間性で当時のドラマを作っているように感じる。
戦時中が描けているのだろうか?
陸軍ってこんなヌルい集団であったのか?
「非国民」という言葉が一回も出てこなかったけど。

佐藤浩市が激昂しながら電気を点けるシーンが、意味不明すぎて好き。
あとはだいたい嫌い。人間ドラマとして未熟だと感じる。
まず、天才が描けていない。「あの時代でコレ」な偉業感が全く無い。

2026-07-07

口に関するアンケート  (​清水崇) ★★ 【日本・2026】

ホラー映画で怖がることはできないので、薄気味悪さを求めて観ちゃうんですけど、大味でした。
これがこの映画の美しいカタチだろうか?
果たして中村獅童とか必要なのだろうか?

あと、やっぱり俳優に魅力がなかったかな。
死のうが生きようがなんとも思わなかったわ。

急に具合が悪くなる (濱口竜介) ★★★★ 【フランス=日本=ドイツ=ベルギー・2026】

もうずっと会話。
会話だけで3時間。
技術ないと見せらんないし、胆力ないと作れないだろう。
相変わらず凄いと思う。

『長い、、、』と感じるが、それは必要な長さなのだ。
あの特別な夜はその尺が必要なのだ。