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2016-12-31

ベスト10・ワースト10

169本
ベスト
①サーチン・フォー・マイ・フューチャー・・・オレはこの映画を観るために映像ディレクターを志したのかもしれない。高次のオレ映画に出逢うのは、至上の幸福でございました。
②この世界の片隅に・・・戦争とオレ自身が地続きであると教えてくれた。そう、コレもオレ映画。
③山河ノスタルジア・・・どうしてこんな事がこんな配分でできてしまうのかと。驚嘆の極み。
④64 ロクヨン 前編・・・これだけ重厚だと、映画を観たって気になりますね。本編も夢中になれたし、後編までの日々もワクワクしながら予習復習できました。
⑤帰ろうYO!・・・尺を言い訳にしていない。取捨選択大正解。短編の鑑。
⑥マジカル・ガール・・・「魔法少女=悲劇」という、10年代日本の潮流がとうとう世界に拡散。プリーズ、パンデミック! 
⑦シン・ゴジラ・・・政治家・官僚を格好良く撮ってるだけでも、充分日本の未来に役立っている。オレ的には、石原さとみ含めて大肯定。期待してなかっただけに、驚きも大きかった。
⑧アズミ・ハルコは行方不明・・・いきなり何故こういうことができた!? ディザスタームービーの見心地。裏シン・ゴジラ。蒼井優も、気負いがなくて良い。高畑充希は、気負いしかなくて良い。
⑨ライブハウス レクイエム 超完全版・・・とどのつまり、2016年は松本卓也監督を知った年でした。低予算を安易に作らない。コレは真のプロやで・・・
⑩ちはやふる 下の句・・・「野球は1人ではできない」「映画は1人では作れない」 はい、ウソです。少なくともこの映画は、松岡茉優たん1人の活躍で、忘れられない映画になりました。


ワースト
①モヒカン故郷に帰る・・・ユルいとヌルいをはき違え。女優俳優も、一番悪い部分が映っていると思います。いくらなんでも、モヒカンに意味が無いのは許せなかった。
②映画 聲の形・・・原作者も監督も演出モンスターと認識していたので、あまりもの冴えのなさに心底ガッカリしてしまった。漫画から動画への変換がされてない。完コピじゃ歪になる箇所も、アタマを使った形跡がないわよ。
③いしぶみ・・・仕事感が濃ゆいといいますか、ちっとも本気を感じなかったです。
④溺れるナイフ・・・マンガをそのまま映画にしたような、辻褄もヘッタクレもない淀みまくった構成。カリスマも演出できてない。
⑤LOVE 3D・・・よくここまでつまらない映画が撮れるものだなーと。LOVEなんてどこにも映ってなくて、『一体何を見ているのか?』と混乱するしかなかった。
⑥あなた、その川を渡らないで・・・作りモノすぎてまがい物すぎる。制作がジジイ死ぬのを待ち望んでいる思惑がスケスケで、まぁしょうがないけど腹が立つ。大嫌いです。
⑦64 ロクヨン 後編・・・釣った魚には餌をやらん商法。期待が大きかっただけに、ショックも果てしなかった。
⑧スーサイド・スクワッド・・・今年は近年稀に見る(というか初めて)、ワースト不足に苦しみました。ちなみに、ワーストが10本挙げられないというのはちっとも良い状況なワケではなく、心底どうでもいい映画が多かったということです。ここから下はただつまらなかっただけ。これは公開前まで面白そうすぎたので、若干罪重めです。
⑨秘密 THE TOP SECRET・・・憶えてない。つまんなかったし、とてもダサかった心象だけ残っています。
⑩世界から猫が消えたなら・・・憶えていない。つまんなかったし、とても邪悪だった心象だけ残っています。

MERU/メルー (ジミー・チン、エリザベス・C・バサヒリィ) ★★★ 【アメリカ・2015】

正直この映画が満足する出来であるには、命がいくつあっても足りないだろう。
画も流れも充分凄いけど、物足りないし現実が邪魔。


死んだ親友の嫁と結婚してるところで一番ビビったわ。
やっぱり、色々な意味で常人ではないのだな。

山の郵便配達 (フォ・ジェンチイ) ★★★ 【中国・1999】

次男坊有能だわ〜。
ずっと見ていたい。全部美しい。カメラは性能悪い。

2016-12-29

アズミ・ハルコは行方不明 (松居大悟) ★★★★ 【日本・2016】

「!」と「?」
これは巨匠、もしくはグザヴィエ・ドランの域にしか作れない達観映画ではないですか。


ウソの混ぜ方、抽象的にする部分配分、全部正解だと思う。
なんでいきなり!? 次もあるの!? もう死ぬの!?

2016-12-25

オアシス スーパーソニック (マット・ホワイトクロス) ★★★ 【イギリス・2016】

言うほどオアシスを聴いてこなかったけど、この映画に初めて聞くようなストーリーはなかったなあ。
映像も貴重なモノもあったのだろうが、あまりプレミアを感じなかった。
サクセスストーリーなんかより、自堕落(っぽい)私生活が見たかった。


曲はこうやって聴くと、イマイチだったなあ。
時代の音だったのだな。

2016-12-23

土竜の唄 香港狂騒曲 (三池崇史) ★★ 【日本・2016】

玄人が志無く娯楽作を作ったらこうなるという、典型的作業映画。
みんな映画に愛はないのか!?
ホント不思議。

2016-12-17

ブルーに生まれついて (ロバート・バドロー) ★★★ 【アメリカ・2015】

イーサン・ホーク好きだし、頑張ってたとも思うけど・・・ 音楽に説得力を感じなかったなあ。
オチは素晴らしかったけど、鳴ってる音楽でどっちに転んだのか理解らなかったので、勿体無いなあと。
いい音楽映画は、やっぱり絶対音楽がいいからね。

ドント・ブリーズ (フェデ・アルバレス) ★★ 【アメリカ・2016】

敵も味方も中途半端、お話も中途半端。
せめて、もっと『ざまあ』したかった。


盲目のオッサンもそれ程の能力や怒気殺気を感じなかったし、恐怖も伝わってこなかったなあ。
金庫開ける音とか、天井這う音とか聴き逃しすぎだろー。
座頭市バリのナニかを期待していたので、拍子抜けしてしまった。

2016-12-16

手紙は憶えている (アトム・エゴヤン) ★★★★ 【カナダ=ドイツ・2015】

これは凄い。
劇中漲るサスペンスが、全てひっくり返る! 「逃げてー」から「喰われてー」に。


ピアノが深い。ヤラレタ。

2016-12-03

ケンとカズ (小路紘史) ★★★★ 【日本・2016】

ツラが良すぎる。
そして、あの全然仲良くない感じ。それでもつるんで、パチンコ行くあの感じ。
距離感にとても説得力がありました。


ワンカットでいいから、藤堂組(?)の構成員もっと見たかった。
ヤクザというより、チンピラにしか見えなかった。
無表情の怖い奴がピアスしてたのも、チト違和感。


相当な事しでかした後に、本当に申し訳なさそうな顔しながらの「すまん…」に震えた!
この子、マジで育ちが悪ぃ!!

ソング・オブ・ラホール (シャーミーン・オベイド=チノイ、アンディ・ショーケン) ★★★★ 【パキスタン、アメリカ・2015】

音楽で会話してるのが視えた!
国も生まれも人種も違うのに! 音楽の力 本当だった!!


ウィントン・マルサリスの存在感もいい。
あの、目立たない所にいる感じ。


タブラ3人組最高だったなあ。キャラ立ってて。
コンサート中のサムズアップで泣いてしまったよ。


リハーサルも本番も最高だった。
スリルもサスペンスもあった。

さとにきたらええやん (重江良樹) ★★★ 【日本・2015】

西成のいかつさや異次元さが弱いなあ。
もうちょっとキャラを立ててあげないとダメなのでは?
結局、浅く狭いモノを観た印象。

ロング・トレイル! (ケン・クワピス) ★★ 【アメリカ・2015】

ペラペラやんけ!
何も描けてない。
友情も! トレイルの苛酷さも!
画と音楽で誤魔化してるだけ。
尺もヘタクソで、最後とか展開読めちゃう。
設定もいちいち消化してないし。主人公が作家である意味とか、40年喧嘩してた重みとかさー。